カレー広東麺 700円
半チャーハン 400円
こんにちは！
これはもう函館に来る前、市内のスポットを色々調べてる時から思ってたことなんですけど、「函館どつく」てなんやねんと。
関西人からすると「どつく＝殴る」なので方言の一種なのかと思っていたんですが、いざ来てみて謎が解けました。
読み方は「函館どっく」＝つまり船の建造や修理を行う「ドック」なんですよね。
函館は港町なのでドックがあるんですね。
なぜ「どつく」表記なのかはわかりませんが、「キヤノン」みたいなものなのかなと勝手に納得しておきました。
僕はベイエリアから20分テクテク歩いてきましたが、市電の電停からは歩いてすぐでした。
ラーメンののれんが良い味出してますね〜。
では入店していきましょう！
特に何も言われなかったので、勝手に空いてる席に座ってお茶を飲みます。
ご家族でやられてそうな雰囲気でした。
入ってすぐにデカい炊飯ジャーが置いてありましたが、ご飯はセルフなんでしょうか？
メニューは麺類から丼物、カレーと幅広いです。
昔ながらの食堂って感じですねー。
おすすめされたされたカレー広東麺と、チャーハンは量が分からないのと、ここに来る前にラッキーピエロを食べてきたので半チャーハンにしました。
席はテーブル席のみです。
師匠、いにしへの食堂感出てません？
お昼時になると、食堂の向かいにある函館ドックの海の男たちが大挙して押し寄せて混雑するそうです。
事前に聞いていたので時間をずらして14時時ごろに来ましたが、地元客が二組だけでした。
今回も地元の人に教えてもらっていなかったら、なかなか来られない店でしょうね〜。
テレビの音が流れる静かな店内に、小柄な大将が中華鍋を振るガコンガコンという音が響きます。
着！丼！
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ボリュームすげぇ！
航空写真！
デカめの丼にスープがたっぷり注がれ、見るからに具だくさんでいいですねー！
カレーの良い匂いが漂います！
チャーハンは半サイズでもけっこうな量！
お玉2杯分ぐらいはあるんじゃないでしょうか？
紅しょうがと福神漬が添えられています。
函館の炒飯は3/3で紅しょうが付きでしたね！
おぉ！スープうまい！
カレーの風味の奥におそらく鶏ガラであろう出汁と、野菜の旨みを感じます！
見た目はとろみがついてそうですが、意外にサラサラとしたスープです。
麺リフトぉーーー！！
麺は細めの中華麺。
柔らかいですがスープと絡んでうまい！
うんうんこういうのだよね。わかります。
豚バラ、白菜、にんじん、玉ねぎ、椎茸、なると、かまぼこ、キクラゲと、具材がめっちゃ豊富なんですよね！
こんだけ入っててこのボリュームで700円？？
この店だけ時代止まってるんじゃない！？
海老も発見しました！
麺よりはるかに多く具が入ってるんですよね！
これチャーハンじゃなくて白ごはんでもいいだろうな〜！
アルトのマスターいわく、満腹食堂さんは火力がすごくて、大火力で一気に炒めるからこそ美味いんだとか。
その証拠にかまぼこがよく焦げているそうです。
なるほど、野菜はシャキシャキ食感を残しつつしっかり火が通っています。
旨みをギュッと閉じ込めてるんでしょうね。
さてさてチャーハンですが、具材は玉子、豚肉、玉ねぎでしょうか。
前述の大火力で焦げは混じっていますが、具材とパラパラに炒められたご飯がしっかりと一体になっています。
味付けは胡椒控えめであっさりしつつ、香ばしい風味がやみつきになりそうですね！
マスターが推す理由がなんとなくわかります。
カレー広東麺めっちゃうまい！
正油広東麺とこれを薦められたんですけど、これは正油の方も気になりますねー！
てか他の麺類や飯類も食べてみたいぞ！
チャーハンは味付けがシンプルなだけに、スープとよく合います！
最後はスープに浸していただきました。
カレースープとめっちゃ合うわ〜！
これ炒飯フルサイズでも全然食えたな〜。
いや〜うまかった！
帰りに調理を終えてベンチで休憩していた大将が笑顔で見送ってくれて、実に味のある良い食堂でした。
ラーメンで検索してもこの食堂はヒットしなかったので、地元の方が通うお店に来られたのはこの旅最大の収穫でしたね！
ごちそうさまでした！
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